ずばり!「白い砂糖」と「小麦粉」です。

こんばんは。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

あなたは、この時期でも冷えますか?
梅雨の時期は、湿気も高く、水のエネルギーが多いです。
水のエネルギーは、冷やします。
それで、気温は低くは無いのに、「冷える」ことがあります。

「白い砂糖」はカラダを冷やす。

スプーン柄の黒い砂糖も、精製されているので、白い砂糖と同じです。
精製されているものは、体内ミネラルと結合して、排出される。
と言われています。

白い砂糖とは?

薬膳や漢方、マクロビオティックの考えのベースになるのが、
「陰陽五行説」です。
「陰陽五行説」では、
すべてのものは「陰」と「陽」、
「木」「火」「土」「金」「水」で
できていると言われています。

白い砂糖はその中でも
「極陰」に分類されます。
・カラダの陰陽のバランスを乱す
・血液を酸性にし、抵抗力を下げる
・血糖値の数値を狂わせる
・ビタミンB群を失わせる
・カラダを冷やす

なんで、白い砂糖が欲しくなる?

薬膳の本を見ると
五味:甘味
帰経:脾、肺
効能:肺の乾燥を潤し、津液(人体中の正常な水液の総称)を生じさせる
応用:空咳(からせき)、のどの渇き、胃痛

つまり
喉の渇きを潤したい。
胃痛を何とかしたい。
空咳(からせき)を鎮めたい。
というカラダからの信号なんですね。

また、白い砂糖には、
「補気」といって、
気(=エネルギー)を補います。
疲れたときにほっとするあの感じですね。

白砂糖食品を多くとると、その他のカラダへの影響

・カラダがぼーっとする
・思考力が落ちる
・体調をくずしやすくなる
・風邪が治りにくくなる

砂糖のまとめ

カラダが冷えるのは、
砂糖は水を生じさせ、潤わせます。
その水が多すぎるとカラダが冷えます。
それで
白い砂糖は「カラダを冷やす」になるんですね。
メリットもデメリットもあるので、
摂取する側が上手に活用したいものです。

小麦粉は、カラダを冷やす?

小麦の性質は・・・

1、涼性
2、精神安定やイライラを抑える効果がある
3、未熟な小麦は気を補い、熱を退ける
4、主にメンタルに効果がある

です。
熱を冷ます働きがあるので、カラダを冷やします。

しかし、この性質は、精白されていない玄米のような状態の小麦の薬効です。
小麦のふすまという部分が主に熱を冷ますという働きをします。
ということは、白い小麦粉は冷やさないということになります。

冷やすことになる根本は、、、「グルテン」

グルテンとは?
小麦粉に含まれるたんぱく質です。
これがあるおかげで、パンのもちもち食感やコシのある麺が作られています。

そのもちもち感のグルテン、
例えば、お好み焼きを作るために小麦粉をボールに入れて混ぜます。
その使った後のボール、洗うのが大変ではありませんか?
あの大変な感じは、グルテンの仕業なんです。

べとっと周りにくっついてしまうと、
剥がれにくいのがグルテンの特徴です。

グルテンがお腹に入ると・・・

先ほどのボールのように、腸壁にグルテンがくっつくと、
剥がれにくくなります。

そうすると、腸の動きは鈍くなり、硬くなります。
腸の働きが悪くなれば、血流も悪くなって・・・

ますますお腹が冷えます。

それで、「小麦粉はカラダを冷やす」になったんですね。

さいごに

砂糖も小麦粉も、冷えると書きましたが、これは効果でもあります。
その性質を知って、活用したいものです。
この2つには、実は依存症というのがあります。
それで、多く摂りすぎてしまうこともありますから、自己管理が大切です。

冷える方は、「砂糖」「小麦粉」製品を減らしてみましょう。
カラダが変わりますよ。

にし まゆみ